リヴリーの掌編小説

降星祭

今夜は年に一度の降星祭。
空から落ちてくるたくさんの星を食べるために精霊たちが集まってくる。
その精霊をつかまえるのがオレの仕事だ。

精霊をつかまえてどうするかって?
食べるのさ、どうやって調理するのかは知らないけどな。
世の中にはとんでもない金持ちがいて、オレみたいな小市民には考えも及ばないようなことをするやつらがいるってことだ。

精霊は臆病だから、人間に姿を見せることはめったにない。
星屑を集めて作ったアクセサリーをつけていないと、すぐに逃げられてしまう。
夜明け前、「春告げの木」の根元に集まる精霊をじっと待つ。
体のまわりに光の粒が付着し始めたら、精霊が現れる合図だ。
そろそろ始めようか。

リヴリーの掌編小説

あなたの物語をアクセサリーにします

心の奥に抱えた大切な気持ち、そっと聞かせてください。
その思いを素材に、あなたの物語を書き下ろします。

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